HSPでどの仕事も長続きしなかった。わたしってこの先も同じようになってしまうのかな?
HSPの自分が無理しないで働ける働き方が知りたい。
この記事では、こんな疑問に答えます。
HSPの人は、繊細で気にしいなことから仕事や働き方について悩む人が多いと思います。
そんな筆者も、仕事について長く悩んできたタイプです。
どの仕事も続かず、正社員の仕事もすぐ辞めてしまった過去もあります。
ただそんなわたしの数ある職歴の中でも、派遣の仕事は一番長く働けた経験がありました。
この記事では
- HSPに派遣がおすすめな理由
- 派遣のデメリット
- HSPが働く時に気を付けるポイント
について解説していきます。
こんな人におすすめ
- HSPで仕事について悩んでいる人
- 派遣で働きたいと思ってる人
- HSPに派遣がおすすめな理由について知りたい人
本記事を書いた人
・HSPブロガーゆかまる
・HSS型HSP
生きづらいHSPだけど
HSPだからこそ見える
世界は大切にしたい。
そんな自分が
・思うこと
・良かったもの
・救われたこと
について発信してます。
筆者の経歴
まず初めに筆者の経歴から説明します。
主な経歴は、下記の通りです。
高校卒業後、正社員として就職
高校卒業後、まず初めに正社員として就職しました。
わたしの高校が就職する人が多い高校で、自然と自分も就職を選びそこで正社員として働きました。
とはいえ、1年も続かず退職。
この時に自分は社会不適合者なのかな?と感じはじめたのを覚えています。
退職してすぐ全てのお金を使いアメリカにホームステイに行く
退職してから、謎にまだ海外に行ったことがない。行ってみたい!とふと思い、パスポートを取り全てのお金持ってアメリカにホームステイに行きました。
この時に感じた、何も知らない。何も分からない。見た目も違う。そんな人達に囲まれる空間が自分にとってすごく新鮮で今も忘れられない記憶になっています。
これが、今現在の目標でもあります(^^;
帰国後、事務の正社員として入社。そこがブラックで退職代行を利用して退職
ホームステイから帰国後、再び正社員として入社しました。
が、そこの企業がまぁ、ブラックで…。
ねちねちと暴言は吐かれるは、残業なしと言われていたのに残業三昧の毎日。ましてや自分だけ残業する(仕事を割り振られる)のが当たり前で、この時に少し心を病んでしまいました。
今だから分かりますが、HSPという気質が頑張りすぎて割り振られた仕事もこなしてたんだなぁとひしひしと感じます…。
退職後、周りとの差に劣等感を抱く
退職代行を利用して抜け出した後は、その職場に行かなくていい安心感はあったものの周りとの差にひたすら悩んでいました。
- 兄弟は、正社員で順調に仕事をこなしボーナスをもらい家にお金を入れて安定な日々
- 友達の仕事の愚痴にすら不安を抱く
こんな感じで、人と同じように仕事が続かない。お金も貯まらない。親に楽がさせられない。何で自分はこうなんだろう…。
こう思って毎日を過ごすのが当たり前でした。
親には、仕事に行ってる程にしていたけれど、実際は図書館や公園で物書きをしたり本を読んだり、行けるところまで自転車を走らせて旅ごっこみたいなことをしてました。
勿論、心は息苦しく不安不安不安な日々で…。
そしてこの時くらいにHSPという言葉も知りました。
HSPと知ってからは、ほんの少し楽になったのを覚えています。
このままじゃダメだと思い、派遣の仕事をする
偽りの毎日を繰り返していたあの日からこのままじゃダメだと思い、色々な求人を見ていました。
そこで派遣の仕事を見つけ、この時が初めての派遣社員としての就業経験になります。
内容は、事務の仕事で電話対応のある仕事でしたが、部署の中が4人しかおらずそして席を外すことが多かったため、苦手な電話も一人の空間でテキパキとこなしていました。
これも今だから分かりますが、わたしは一人の空間で作業するのがすごく向いています。(全員が全員ではないと思いますが、これはHSPの良さだと感じています)
ただこの派遣の仕事は、業務縮小になってしまい更新することができず終わってしまいました。
その後別の派遣会社を3年満期で退職
その後、別の派遣会社を3年満期で退職し今に至ります。
直近までの派遣の仕事では、経理事務の仕事をしほぼ在宅の業務ということもあって、一番ストレスなく働けました。
働くのが怖くてこの先どうしようと悩んでいたあの頃に比べたら、3年も働き満期で退職できたのは、すごく嬉しいことでした。
他の人達には当たり前なことかもしれませんが、HSPのわたしからしたら一つの仕事をどれだけ長く続けれたか、そして少しでも収入が安定できただけでも、凄いことです。
今、この記事を見ている人の中で、働くのが怖いとか安定でいなきゃいけないのかな。と悩んでいる人もいると思います。
わたしも以前同じように悩んだことがあるので、その気持ちが痛いほど分かります。
でも、わたしも続けれたようにHSPの気質で働くのに悩んでいるあなたも、自分らしい働き方を見つけられるように必ずなります。
それだけは、確かです。(自分に合う働き方を知ろうとしてるだけでも、その答えを知る日々に近づきます)
- 今、どのように働けばいいか分からない
- HSPの自分に合う働き方がしたい
- HSPだけど派遣で挑戦してみたい…
こう思ってる人が居たら、是非派遣社員として働くのに挑戦してみてほしいです。
ここからは、HSPと派遣は何故相性がいいのか詳しく解説していきます。
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HSPに派遣がおすすめな理由
HSPに派遣がおすすめな理由は、主に下記が挙げられます。
- 正社員より責任が重くない
- 多様な働き方ができる
- 定時で上がれる
- 仕事とプライベートが分けられる
- 周りの人と程よい距離感でいれる
- とにかく気が楽
それぞれ解説します。
正社員より責任が重くない
一つ目は、正社員より責任が重くないについてです。
派遣の仕事は、ある程度仕事内容が決まっているので正社員の時より責任を余り感じません。
- 責任感が強く色々な仕事を引き受けてしまう
特徴があるので、正社員であればよりプレッシャーを感じたりすると思います。
でも派遣の場合だと「あれもやらなきゃ」「これも終わらせないと…。」となることがないので、頑張りすぎてしまうHSPの心に余裕ができる働き方が可能です。
多様な働き方ができる
派遣の仕事は、多様な働き方ができます。
- 週5はしんどいから週3日で働こう
- 在宅で仕事がしたい
- 8時間勤務じゃなくて6時間勤務がいい
- 副業OKなところで働きたい
このように自身に合った働き方ができるので、負担が少なく働けます。
定時で上がれる
派遣の仕事は、あらかじめ残業がほとんどない求人を選べば定時で上がれます。
正社員の場合だと求人には残業がないと記載していたのに、実際は残業があった。なんてことも多いです。
また派遣は、仕事が決まる前にお顔合わせというものがあるので、その時に残業時間について質問することもできます。
残業が少ない職場でストレスをあまり抱えず仕事ができるのも、派遣の魅力です。
仕事とプライベートが分けられる
HSPに派遣がおすすめな理由に、仕事とプライベートが分けられるがあります。
正社員の場合だと突発的に業務を割り振られることもあって、定時で上がれたはずなのに…。と不満を感じることも少なくないです。
その逆で派遣の仕事は、突発的に割り振られる仕事が基本ありません。
HSPの人は、イレギュラーなことに焦ってしまうことも多いので、その点の気持ちを味わずに働けます。
周りの人と程よい距離感でいれる
これもおすすめな理由の一つです。
正社員の仕事だと会社の飲み会が頻繁にあったり、休日に会社の人に付き合わされる場合もあって、HSPの人は人間関係に疲れてストレスを抱えやすいです。
ただ、派遣の仕事であれば飲み会もそこまでありませんし、職場の人と蜜になることもありません。
周りに合わせることが多いHSPの人には、人間関係のストレスを抱えることがなく働けます。
とにかく気が楽
これは先ほどの正社員より責任が重くないと似ていますが、派遣はとにかく気が楽です。
怒られることも滅多にありませんし、業務内容も正社員より簡単なことも多く責任を感じやすいHSPの人にとってストレスを抱えずに働けます。
- 周りを優先して自分ばかり仕事しているHSPの人
- 人間関係が密な環境で仕事をしているHSPの人
- 心をすり減らさず気楽に仕事がしたいHSPの人
これらの人は、派遣という働き方に是非挑戦してみてほしいです。
下記にわたしも登録したことのあるおすすめの派遣会社を載せていますので、是非参考にしてみてください!
おすすめ派遣会社4選
■派遣会社満足度ランキングNo.1
『テンプスタッフ』
■手厚いサポートが魅力!14部門で1位
『リクルートスタッフィング
■大手優良企業と豊富に取引
『マイナビスタッフ
■IT・Web経験がある人におすすめ
『type IT派遣
- typeIT派遣のWEB登録は、名前・生年月日・連絡先で完了しますが、登録後にスキル・職務経歴欄の入力も必須です。
この派遣会社におすすめな人
- 高時給の求人を探している人におすすめなのが『テンプスタッフ』
- サイトの見やすさや初めての派遣におすすめなのが『リクルートスタッフィング
』 - クリエイティブな仕事に就きたい人におすすめなのが『マイナビスタッフ
』 - ITとWEB業界に勤めたい、経験がある人におすすめなのが『type IT派遣
』
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また、退職後の金銭的不安がある方におすすめの記事はこちら↓
派遣のデメリットも紹介
ここまで経歴や派遣がおすすめな理由も紹介しましたが、派遣の仕事でもデメリットがいくつか存在します。
デメリットは具体的に下記が挙げられます。
- 雇用が不安定である
- 派遣は3年までしかいれない
- 裁量のある業務を任せてもらえない
それぞれ解説します。
雇用が不安定である
一番は、雇用が不安定なところでしょう。
安定感を軸に考えれば、正社員の仕事の方が当然いいです。
ただ、正社員での仕事に嫌気が指して少しの間は気を楽にして働きたい人は、デメリットがあるとはいえ派遣の仕事の方がおすすめです。
派遣は3年までしかいれない
派遣の仕事は、契約を更新しても同じ職場にいられるのは3年までです。
もし3年以上働きたい場合は、勤務先企業に直接雇用にしてもらう方法か最初から「紹介予定派遣」を選ぶ方法があります。
紹介予定派遣とは、労働者派遣のうち、派遣元事業主が労働者派遣の開始前又は開始後に、派遣労働者及び派遣先に対して、職業紹介(派遣労働者・派遣先の間の雇用関係の成立のあっせん)を行い、又は行うことを予定してするものです。 ※ 職業紹介を行うに当たっては、厚生労働大臣による職業紹介事業の許可又は届出が必要です。
厚生労働省
裁量のある業務を任せてもらえない
派遣社員は、基本派遣先の人から指示をもらって仕事することが多いので、自ら指示したり発案して業務を行うことがあまりありません。
なので自分の意見を発信して仕事をこなしたい人やリーダーとして働きたい人には物足りなさを感じることもあります。
物足りなさを感じる人は、転職エージェントに相談して自分に合う職場を見つけてもらうのも手です。
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HSPが働く時に気を付けるポイント
HSPが働く時に気を付けるポイントは、主に下記が挙げられます。
- 大人数の部署や人が多いオフィスは避ける
- 電話が鳴りやまなかったり機械音がうるさい職場は避ける
- 怒鳴り声や高圧的な人がいる職場は避ける
- 通勤時間が長い職場は避ける
それぞれ解説します。
大人数の部署や人が多いオフィスは避ける
HSPは、人が多い空間が苦手な人も多く疲れやすいこともあるので、大人数のオフィスは選ばない方がいいでしょう。
周りの人の表情を気にしてしまって仕事が集中できないなんてことにもなったりします。
電話が鳴りやまなかったり機械音がうるさい職場は避ける
HSPの人は、音にも敏感なので電話が鳴りやまない部署や機械音の近くで働くことはあまりおすすめしません。
様々な刺激に疲れてしまうHSPは、なるべく苦手な刺激から遠ざけることを意識したほうがいいです。
怒鳴り声や高圧的な人がいる職場は避ける
人が多い環境も勿論ですが、高圧的な態度を取る人がいる職場も避けたほうがいいです。
HSPは人の感情にも敏感なので、自身が言われた言葉でなくてもそのような状況を見るだけで、そのストレスをもらってしまいます。
酷い場合だとそれらが原因で、体調が悪くなったりすることもあります。
通勤時間が長い職場は避ける
これも働く際に気を付けるポイントです。
HSPは、通勤中の人混みや音から得る刺激で疲れてしまい、会社に着く前にぐったりとしてしまうことも多いです。
なるべく通勤時間が少ない職場を意識して選んだほうが賢明です。
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まとめ:HSPは自分に合った環境で働くことがベスト
ここまで詳しくHSPと派遣について解説してきました。
働き方に悩んでいるHSPの人は、沢山いらっしゃると思います。
敏感が故に色々なことに意識がいってしまうし、疲れやすいし…。
ただそんなHSPの気質だからこそ活かせる環境や職場が存在するのも確かです。
それを知るためには、自分が理想とする環境はどんなものなのかキャリアのプロに相談することがよりおすすめ。
そうすることで、理想とする環境で働ける一歩にも近づきます。
そしてHSPは、『無理をせずたまには手を抜く』この感覚を持って過ごすことを忘れずに持ちましょう。
それだけでも心は救われます!いつでも自分が一番の理解者でいましょうね。
この記事で仕事に悩むHSPの人が少なくなったら嬉しいです。
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