HSPってどんな人なの?詳しく知りたい!
この記事では、こんな悩みに答えます。
HSP、ここ最近この言葉をよく耳にすることが多いですよね。
実際この記事を書いているわたし自身、HSPの気質をゴリゴリに持った女です。
HSPという言葉を書籍や専門医監修の情報などで沢山調べ、それを踏まえ感じたことを同じ気質の悩みを持った人に届けたいと思いこのブログを始めました!
だから少なからず同じ悩みを抱えながら生きた時間が皆さんと同じくあります。
今回は、HSPという言葉を耳にしたことはあるけど、どんな人のことを指すのか知りたい!なんて疑問に思った人に向けて解説していきたいと思います。
こんな人におすすめ
- HSPという言葉を耳にしたことがある人
- HSPの気質を詳しく知りたい人
- HSPの素敵な良さを知りたい人
本記事を書いた人
・HSPブロガーゆかまる
・HSS型HSP
生きづらいHSPだけど
HSPだからこそ見える
世界は大切にしたい。
そんな自分が
・思うこと
・良かったもの
・救われたこと
について発信してます。
HSPとは
HSPとはアメリカの心理学者、エイレン・N・アーロン博士が1996年に名付け、Highly Sensitive. Personの頭文字を取った言葉で、視覚や聴覚などの感覚が敏感で非常に感受性が豊かといった特徴を生得的に持っている人のことを指します。
長い間このHSPという気質は、性格によるものだと勘違いされていましたが、2019年「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本がメディアで話題になり、世間でHSPという言葉が広まりました。
またHSPは、人口全体の15~20%程の割合でいるということも分かりました。
5人のうち1人がHSPとも言われているんだ。HSPについてもっと詳しく知りたい人はこの本がおすすめだよ!
HSPの特徴
先ほど簡単にHSPについて説明しましたが、ここからはHSPにはどんな特徴があるのかチェック項目に沿って説明していきます。
- 人混みや騒がしいところが苦手
- 感受性が豊かすぎて悪いニュースや残酷な描写を見ると数日経っても忘れられない
- 他人の気分で左右されやすい
- マルチタスクがあまり得意ではない
- 人に監視される状況で仕事をするのが苦手
- 環境の変化に敏感である
- 物事を深く考えてしまう傾向がある
- 芸術が大好き
- 空想にふけることがよくある
- 色々なことが気になってしまう
- 寝る前にその日の出来事が浮かんできて眠れなくなってしまう
- カフェインや刺激の強いものに弱い
- ザラザラした生地や光、外の音などに敏感
この中からあなたは何個当てはまったでしょうか?
13個中半分ほど当てはまる方は「HSP」かも知れません。
また仮に1、2個でもその度合いが強いものであれば、HSPとも言われています。
わたしは、全部当てはまりました。根っからのHSPです(-。-)y-゜゜゜
HSPになる原因
HSPになってしまう原因には、「先天的なもの」があります。
生まれつき脳の扁桃体部分が活発だとHSPになりやすいと言われています。
扁桃体というのは感情などを理解し左右する場所です。
扁桃体のはたらきが活発に動くほど五感の感覚が敏感になり、特にマイナスの感情(不安・恐れ)などを抱きやすいとも言われています。
この扁桃体部分が活発だとHSPになりやすいんだね。これは病気や性格とは違く、生まれ持った気質なので、HSPにとってはごく当たり前のことだと知れてよかった。
HSPとHSPじゃない人の感じ方の違いって?
HSPさんと非HSPさんでは、感じ方の違いにはどんなものがあるのでしょうか?
結論からHSPとHSPじゃない人では、物事の感じ方が大いに違います。
例として、3人で遊んだ食事中の日のHSPさんが感じる一日を見ていきましょう。
ねぇ、私の彼さ~周りにいつも私のこと褒めてくれて素敵すぎない?
…(うわぁ、いつもの自慢きたよ。怠いなあ)←心の声
あぁね!ほんとA子いい彼氏見つけたじゃん。
…(B子あれは心から思ってないね…)
あっ!すっごく素敵だね。…あっ、飲み物取ってくるよ!みんなは何がほしい?…。
HSPさんはこんな感じで相手の心の裏を感じ取ることが得意で、相手の一番ベストな回答を頭の中でフル回転しながら接してしまいます。
だからよくその場の空気に疲れてしまい、飲み物を取りに行くという口実でその場から居なくなることがあるのではないでしょうか?(わたしは、よくあります。笑)
そしてそもそもHSPさんは、複数人という状況も苦手なので基本的には複数人では遊ばないですよね。
☞これも人数が多ければ多いほど、刺激が増え頭が混乱するからが理由です。
非HSPさんにとっては無言になる空間でも、気にせずその場の時間をやり過ごすことが出来ますが、HSPはその瞬間でも「B子不機嫌じゃないよね?」「A子は何かしたそうだな~」なんてことを観察して考えてしまいます。
だから解散して1人になった時は、ありえないくらい疲れてしまう。
これがHSPさんと非HSPさんの違いです。
自分でも思うけど、他人ファーストすぎるよね…。治したいんだけどな~・・
HSPは良いところに目を向けたら最強になる?
先ほどは、HSPさんの繊細が故に感じてしまうエピソードを軽く説明しました。
ここまでの説明では、HSPさんは生きづらく大変な人。
これがほとんどの人が感じるHSPさんだと思います。
ただそれだけではなく最強な面もあるのがHSPさんでもあるのです。
最強な面って何?って話ですが、先ほどのHSPチェック項目には全て悪い特徴だけがありましたでしょうか?
違いますよね。HSPさんにはこんな良いところもあります。
☞感受性が豊か、物事を深く考える、色々なことが気になる、空想にふける
これってとっても、とーっても素敵な感覚だとわたしは思うんです。
そしてこの感覚に目を向けたり、この感覚を大切に生きるだけで、日々の感じる日常が全然違います。
感受性が豊かー美しいものに目を向ければ幸せは倍
感受性が豊かなHSPさんは沢山いますよね。
確かに世の中の悪いニュースや悪口が飛び交う空間は、HSPさんにとっては最悪です。
でもその逆で美しい景色、温かい気持ちになる音楽や匂いを感じる瞬間は、素晴らしいくらい心が満たされる気持ちになりませんか?
そうなんです。
HSPさんは、その感受性をいい方向に向ければ人の倍幸せになれるんです。
物事を深く考えるー他とはない思考の言葉が出てくる
「物事を深く考える。」これもHSPさんが、感じる特徴の1つだと思います。
これは、もし仮にあなたが悩み事がある時、浅い言葉が出る人と深い言葉が出る人では、どちらのタイプに相談したくなりますか?
断然、深い言葉が出る人ですよね。
なんせ物事を深く考えるには労力が必要です。じっくり考え消費するからこそ、他の人にはない思考の言葉で人に感心されたり、認めてもらえるなんてことがあるのです。
これを当たり前に出来るのがHSPさんなんですよ。
色々なことが気になるー様々なことに気づき感謝される
「色々なことが気になる。」これだけ聞くと、あまりいい感じがしないかもしれません。
だけどこれって裏を返せば、様々な状況や物事に気づいて、大きな出来事が起きる前に阻止したり、それが故に人に感謝されたりすることがあると思います。
これは観察力、洞察力に優れているHSPさんだからこそ出来ることです。
空想にふけるー独自の創造力で時には人を魅了する
HSPさんは、感受性が豊かと先ほど説明しました。この空想にふけるという感覚も同じで、日常にはない発想を頭の中で創造してそれを作りだす才能があるのに多いのがHSPさんです。
チェック項目の芸術が大好きな面でいえば、
・絵で成功している人
・歌で人の心に届ける人
・物語で人を感動させる人
この3つには、空想にふける(創造力)が必ず必要です。
HSPさんには、この感覚が人並み以上にあるので、成功してる人の多くは繊細な感覚がある人が多いのです。
まとめ
今回、HSPとはどんな人なのかについて解説しました。
とても生きづらく大変な人だと感じたと思います。
ただそれだけでなくHSPさんには、非HSPさんにはない素晴らしい魅力もあるということにも気づけましたよね。
この素晴らしい気質の面に目を向けることが出来れば、HSPさんの気質の1つである物事を多く吸収するを使い、先ほどのその素晴らしい気質を沢山吸収して、沢山深く味わう。
そんな感情いっぱいの日常を過ごせるようになれたらHSPさんの日常は大きく変わりますよ。
皆さんも、この感覚を意識してみてくださいね。
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