HSPさんは、1人でいることが多いですよね。
もしくは誰かといても解散した後「あぁ、なんか疲れてしまったな」と感じることが多いのではないでしょうか?
それで1人で反省会なんてしちゃったり…。
これって自分がおかしいんじゃなくて、HSPだからこそ無意識に感じてしまうことなんです。
今回は、そんなHSPさんに向けて心が軽くなる気持ちの持ち方について書いていきたいと思います。
こんな人におすすめ
- 1人が好きなHSPの人
- 1人が必要な理由を知りたい人
- HSPが楽になる気持ちの持ち方を知りたい人
本記事を書いた人

・HSPブロガーゆかまる
・HSS型HSP
生きづらいHSPだけど
HSPだからこそ見える
世界は大切にしたい。
そんな自分が
・思うこと
・良かったもの
・救われたこと
について発信してます。

HSPとは簡単に

HSPとは、人より視覚や聴覚などの感覚が敏感で非常に感受性が豊かな特徴を持った人のことを指します。
具体的には
Depth of processing
=物事を深く考える
Overstimulation
=刺激に敏感で疲れやすい
Emotional Reactivity and High Empathy
=共感力が高く人の気持ちに振り回されやすい
Sensitivity to subtleties
=些細なことでも気がつき感覚が鋭い
頭文字をとって『DOES(ダズ)』とも呼ばれます。
現代では5人のうち1人がHSPとも言われていて、これは病気ではなく生まれ持った気質だからこの言葉を知るまでは、自分はおかしいんじゃないのか?と責めたりすることが多いのも特徴です。

HSPが一人の時間が必要な理由

HSPさんは、人より情報を多く吸収します。
他の人がいち説明してくれたことを、じゅう深く吸収し時間をかけて処理していくのです。
例えば、上司が説明してくれた仕事のやり方をHSPさんは

システム1のここを押すことで、システム2に数分後反映されるんだ。だからこのままやってもらえればいいよ。



なんでシステム1のここを押すとシステム2に反映されるんだろう?これって質問していいのかな?あっ。でもあのトーンは質問しちゃダメな雰囲気だし辞めた方がいいか…。「プルルル・・」あっ。電話の音だ…。
こんな感じで、それ以外のことでも周りの情報全てが気になってしまいます。
もちろん些細なことでも疑問を抱くことは良いことですが、それだけではなく周りをよく見るのもHSPの特徴。
だから
- ざわざわした空間
- せかせかと説明されたトーン
など何気ない変化すらも分かってしまうので、結局頭の中にある「あれもこれも」を自分の心の中にとどめてしまうことが多いんです。
これが先ほど説明した、深く吸収してしまうということを表しています。
だからこそ、吸収した情報を新たな刺激をもらう前に処理するため1人の時間が必要なのです。
HSPは疲れたと感じたらとことん逃げよう


結論から言ってしまったんですが、HSPは何事にも敏感です。
なんでも気にしてしまうし他の人からしたら「気にしすぎだよ」とか何度も言われたことがあると思います。
でもHSPさんにとっては、「気にすることをやめる」なんて出来ません。
感じるものが多いHSPは、扁桃体と言われる部分の働きが活発だからです。
- 受け取った情報が自分に害がないものなのか察知するところ
- 恐怖・不安・緊張・怒りなどのマイナスな感情に反応
だから「気にしすぎだよ」なんて言われたって、それを気にしないに変えることが出来ないので、HSPは人の倍疲れてしまうのです。
なのでそんな限界がきたHSPさんは、とことん逃げて休むことを意識しましょう。
逃げることは悪いことではないです。そこまで頑張った自分を褒めるべきです。
非HSPの人からしたら、逃げかよ。なんて感じる人がいるかもしれません。
でもそれって周りをよく見て動いてきたHSPさんだから、それに至るまで耐えてきたから
「無理だ。」
こう感じてしまったんだと思います。
だから辛い時はとことん逃げったって。一人になったっていいんですよ。
それを少しでも理解してくれて、手を差し伸べてくれる人が現れたら、その人を大切にしましょう。
周りを大切にして合わせてきたHSPさんは、今度は自分の気持ちを優先しましょうね。
HSPの良いところ


先ほどはHSPの悩んでしまう点について話しましたが、そんなHSPさんにも良いところは沢山あります!
まずHSPさんは、とっても感性が豊かですよね。
芸術面で成功してる方も沢山いらっしゃると思います。この感性が豊かっていうのが
例えば1枚の絵をみて感じたことを書いてください。なんてお題があったとしましょう。
非HSPであれば、色合いが綺麗だったり、上手に書けてます。が一般的な感想だと思います。
ですがHSPさんは、その一枚の絵から様々な感情を吸収し思いに耽る(ふける)ことが出来ます。
少数派の意見や感想を述べることが無意識に出来てしまい、他者を感動させるなんてことがあるのです。
また人の空気や感情に敏感に察知する力に長けているので、その部分が長所として働くこともあります。
相談事やボランティアに適していて、相手の1番の居心地でいようとするから、時に感謝され信頼されることもあります。
だからHSPの全てが悪い訳ではないんです。
この気質が武器になることも沢山ありますよ!


HSPがより生きやすく感じるには


ここまで説明してきましたが、HSPにとって1番大切なことは
「自分の心のゲージがどこまでなのか」
これを知ることが1番大切です。
誰よりも感じやすいしストレスにも弱い。
であれば、より自分の我慢できるゲージを理解し、そこを超えそうな時は
「とことん心の休息期間に当てよう」
こう自分に言い聞かせながら、程よく付き合っていけばいいと思います。
わたし自身、HSPが故に人間関係や仕事面で沢山苦労したし悩みました。
でもある時、「我慢しなくていいし逃げることは悪いことじゃない」と言ってくれた人が居て
その時に初めて心がぎゅーと締め付けられ安心感からなのか泣いたことがありました。
今はその言葉を胸に生きています。
だから同じく悩んでいるHSPさんも我慢せず程よく生きていきましょうね。



今日も生きてるだけで、みんな偉い!自分偉い!と些細なことでも自分を褒めてあげることが大切だね。
まとめ:HSPは自分のために時に逃げることが大切!
- HSPにとって1人の時間が必要なのは当たり前のこと!
=吸収量が人より多いから、新たな刺激をもらう前に一人で処理しようね。 - 疲れたらとことん逃げよう。
=逃げることは悪いことじゃないよ!ここまで頑張った自分を褒めてあげようね。 - HSPのその豊かな感性を大事にしていこうね!
=良いところに目を向けてストレスの鬼を小さくしよう。
今回は、HSPが1人が必要な理由とHSPが意識する気持ちの持ち方について説明しました。
難しい気質だからこそ、自分が1番の味方になってあげる。
この感覚を少しでも意識して、普段の自分より心が軽くなってくれたら嬉しいです。
以上、ゆかまるでした~𓅯 ⸒⸒




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